speaker DIATONE DS-10000 Klavier
ダイヤトーン40周年記念モデルで、2000年にヤフオクで入手。
発売時には興味すらなかったスピーカーだったんだ。
コレの事をはじめて知ったのはサウンドレコパルに掲載されていた漫画だ。確か、ウールを使うとか何とかって内容があったように記憶している。ただ、この時は興味すらなくメーカー名すら覚えてなかった。
何年かして中々の機種だと判ったが売れ残りなんてある訳も無い。まあ、あったとしてもスピーカーに80万円も出せるわけが無いのだがw
また、何年かが過ぎ秋葉原の中古販売店をうろついていたら売ってた!
けど、売約済みだった; ;
その後は見かけたことが無かったのですっかり忘れていたが、2000年にヤフオクに出品されたので清水の舞台から飛び降りるつもりで最後まで頑張りましたよ。
ただちょっと問題も有って、背面の角に塗装割れ(剝げ)があるのと(多分、中古業者が)磨きすぎて一部塗膜が薄くなっている所があります。とは言え、ボロン崩壊している個体も多々有る中で30年経っても問題箇所も無く当りの個体だったようで元気に鳴ってます。
音はボロン特有の刺激的な音で好き嫌いが分かれますが、気に入ったなら他の材質の音では満足できなくなってしまうんではないかと思います。以前、NS-10000とかノーチラス801を聴く機会がありスゲー端整な音に感心したけど面白みの無い音で、ボロンだったらもっとこ~ワクワクだよな~なんて聴いてました。
音質については一時期所有していたDS-2000と並べて比べたことがある。
基本的にはダイヤトーンサウンドでボロン音そのもの。
音の分解能は倍くらいあるんではないかと思う。
低音の量感は2000の方が遥かにあるがアラミド臭い音なのに対し、10000は量感は無いもののしまった重い低音だ。
ダイヤトーンSPは低音が出ないと良く聞きますが低音の量感を上げたいなら背面の壁に近づければいいだけです。本当のオーディオルームを持てる一部の人以外は、セッティングで調整しようとしてもあっちを立てればこっちが立たず状態になるのであまり考えても無駄だから生活面を考慮した配置(妥協の産物)でいいんじゃないかと思います。よほど酷くない限りは数日で耳と脳がエージングされるはずですからw
導入時にはSONY TA-F555ESLを使っていたのだが綺麗にならないのでアンプを変える事にした。今思うと、SPケーブルに10mの赤黒安物ケーブルを使っていたからじゃないかとも思うが配置の関係でそうならざるを得なかったのは残念だ。
次にAccuphase P-350だったんだが、低音が出ないんだよね。
で、これも早々に諦めたんだが、後にも先にもピエール・ブレーズ指揮「火の鳥」で戯れる所から飛び立つまでを音で見せてくれたのはこいつだけなんだな。A-30でも見れてない><
次がDENON PRA-6000/POA-8000だ。こいつはトルクがある。ウーファーもちゃんと動かしているようだしヴァイオリンの音がいい。気に入って使っていたんだが古いので補修部品も無くなってきてるし修理代も結構する。2012/10に不具合が出てきたのでお蔵入りとなった。
友人はPOA-8000よりP-350の方が音が良いといっていた。
で、現行のAccphase C-11/A-30になる。導入はこちら
SPケーブルにドイツ製のAtmosAir 2*2.97てのを買ってみたんですが上下の伸びが無くスゲー後悔!透明被覆で見た目はかっこいいのだけど構造と心材が硬いので取り回しがやり辛い。今後使う気にならないので売り払いたいけど二束三文だろうし・・・納戸の肥だなw
結局はPCOCC(オーディオテクニカAT6120)に戻して背壁へ25cm位まで近付けて低音を出しました。この時にモノラル音源で左右一台ずつセッティングしたんだけど、数ミリ移動や変角させただけで定在波とか干渉波とかの出方が変わるので上に書いたあっちを立てれば~状態に陥って諦めて見た目が自然な配置で妥協することにしました。
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オーディオ懐古禄
DIATONE DS-10000 Klavier
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