幻の滝
09:00 出発
保土ヶ谷バイパスは環状二号線から渋滞してまして仕方ないので端っこをトコトコ走ってたんですよ。二俣川を過ぎた辺りで後ろから赤いライトを点けた白いバイクがサイレンを鳴らしながら迫ってくるんですよ。「あいや~」と思って知らんぷりしてたんですが何か言ってます。良く聞くと「本線へ戻りなさい」って事なんですよ。本線側に避けたら横を走っていっちゃいました。セーフ!ってもんですね。どうやら先で大きな事故があった様でそっちへ急いでいたみたいで助かりました。9時とはいえちょっと渋滞が酷過ぎるなって思ってたんですよ。
10:30 宮ケ瀬湖鳥居原
トイレ休憩してすぐに出発です。
まずは早戸川沿いに走ってみます。
結構長い舗装林道で途中に早戸国際マスなんとかって釣堀?みたいのがあったりします。
11:00頃
さらに進むと現在は閉鎖されている丹沢観光センターの先から未舗装になります。
なかなかの荒れっぷりなんで車が通らず岩もとんがったまんまで走りにくいったらありません。まっ、こ~ゆ~方が好きなんですけどね♪
しばらく進むとちょっとした広い所にでて
この先は行って行けない事は無いだろうけど、またエンジン下をぶっつけてオイルが漏れるのも怖いので引き返しましょうとターンしたんですよ。
そしたら早戸大滝への案内板があって・・・見入ちゃいました。
日本の滝100選に選ばれている滝でこの辺にあるのは知っていましたが行くことは無いだろうと思っていたのです。しかし、ここの看板を見ると2.3km約1時間っとなっているので一気に現実味が出てきちゃいました。ちょっと悩んだ末に行ってみることに決定!
先ほどのコンクリートの先へ林道を歩いてゆくと川へ出ました。
対岸にリボンが見えるので渡りましたがその先が判りません。
辺りをグルグルしてるとそれらしいのが見つかりました。
どうやらこれの様なので登ってみたら
間違えたようです><
戻りながら辺りを確認しましたがそれらしいのが見つからずコンクリートまで戻ってきてしまいました。
う~ん?って見上げた視線の先にリボンがありました。コンクリート(実は橋なんです)のすぐ先の右の山肌へ登ってゆく登山道がありました。
ヒ~ヒ~言いながら一気に標高を上げます。この時点でもう大汗状態です。しかし、尾根に出たら後は殆ど平らなので汗は引いたんですが既に上から下までグッショリ。
最初はハイキングコースみたいな道が続いていて歩きやすかったんですが、最初の川を渡った後はもう大変です。
歩きにくい川原(川底?)の瓦礫を歩かなければならなくなってしまうのです。
ここは庭園みたいになっていて好きになった場所。
川原が歩けない所は
こんな感じでロープを頼りに崖へへばり付いて進むのです。
鳥居原で買った500mlのドリンクはとっくに飲み干してしまい「まだかよ~」「飽きたよう」と言いながら道のわかり難い川原を何度も道筋を見失いながらテクテク
12:40頃 早戸大滝
1時間10分歩いてやっと到着しました。
ここからだと滝が水で掘ってしまった岩の陰に隠れて半分くらいしか見えません。
先にいらした方が滝壺まで行けますよと言って
ロープを頼りに垂直な崖を上がってゆきました。ちょっと悩んだ末に毒を食らわば皿までと登りましたが、
土が湿ってて滑る滑る><
12:50頃
落差50mの滝が目の前で落ちてくるのは凄い迫力です。
残念ながらコンパクトカメラなので広角にならず入りきりません。これを書きながら思ったのが別に下半分も撮っておけばよかったなと後悔。
ここで(-。-)y-゚゚゚して後は帰るだけです。
当初の予定ではお家に着いてる頃ですね(^.^)
13:50頃
バイクを止めたところへ到着しました。
もう体のあちこちがヘロヘロなんでガレてる林道が走りづらくって参りました。
今日も無事帰ってこれました~と保土ヶ谷バイパスから環状2号へ移ったらエンジンから異音!!エンジンの回転を上げるとチチチっとラチェットレンチのような音がしてきます。
アウアウ言いながらレッドバロンへ行ったのですが、第一に考えられるのはカムチェーンテンショナーの破損との事。そうでなかったらエンジンを下ろすようなことを言ってました><
丈夫が取り柄のエンジン・・・・まだ29,000kmなのに;;
取りあえず部品の取り寄せをお願いして、給油して
16:00頃 帰着
タイトルに幻の滝ってつけましたがこれは帰ってきて調べて判った事なんです。何で幻と言われているかといえばこの早戸大滝は首都圏にあるにもかかわらず徒歩行程が大変なので見たことのある人が少ないのでこの様に言われているようです。まあ、ちゃんとした登山経験者ならど~って事無い普通の行程ですが、普通に滝が見たいから来てみました~って人だと泣きが入るのかもしれません。
それと、私は気にもせずにバイク用のライディングシューズで行った訳ですが、登山靴に比べて靴底は薄いし柔らかいしパターン溝も浅いので足の裏が痛くなっちゃいました。
ここへ行く時は最低限登山靴と名乗っている靴を履くことをお薦めします。きっと足裏の疲労が違うと思います。
ちなみに早戸大滝への道案内の看板はバイクを停めた場所以外に一切ありません。滝にも看板ないしな(^^;) 県内にある同じく滝100選の酒水の滝とは大違いです。あっちはR246に大きな看板が出てますもんね。
走行距離:145km 3.9L
積算走行距離:29,093km
撮影:Canon PowerShot A470
« ラーメン・ツー やくも | トップページ | 長期入院 »
「ツーリング」カテゴリの記事
- 高浪の池(2023.10.26)
- 富士山の南側を通っただけ(2023.05.27)
- ヤマナシの木(2023.04.20)
- 踏んだり蹴ったり(2022.07.28)
- 幻のB級グルメ トンボロ(2022.06.26)
「バイク」カテゴリの記事
- 高浪の池(2023.10.26)
- 富士山の南側を通っただけ(2023.05.27)
- ヤマナシの木(2023.04.20)
- 踏んだり蹴ったり(2022.07.28)
- 幻のB級グルメ トンボロ(2022.06.26)
「AX-1」カテゴリの記事
- 陣馬山(2015.06.24)
- わに塚の桜(2014.04.07)
- SL230(2015.12.17)
- 紅葉を求めて 八丁池(2015.11.05)
- 紅葉を求めて 西沢渓谷(2015.10.25)
うわぁ!楽しそうだ♪
苦労した後で見る滝ってのもまた格別!?
しかし。愛車・・・心配ですね。
投稿: たかの | 2010年5月24日 (月) 10時01分
土曜日は昼頃早戸川の分岐に差しかかって
いました。
早戸大滝はいずれ制覇せねばと思いながら
ハードルが高くて先送りしています。
しかし相当の苦行を覚悟せねばなりませんね。
弛んだ体をしっかり鍛え直してから挑戦
します(笑)
投稿: りゅう | 2010年5月24日 (月) 14時14分
>たかのさん
たのしかったよ~
残念なのは一眼をもって行ってれば広角でバシッと撮れたのになぁ(現場に行くことにしたからね;;)
バイクはねぇ・・・すげぇ心配です。
高速もなんとか走れてダートも走れるチューブレスはあれしかないので安く直ると良いなぁ
投稿: ANJI | 2010年5月24日 (月) 14時24分
>りゅうさん
苦行ってほどでもないですよ~
最初の数十メートルを一気に稼ぐところはちょっとシンドイけどそれだって10分も無いと思います。
後はそれほど高低差も無いので、ガレた川原を歩くのが苦痛じゃなきゃ楽勝ですよ(ホントか?)
帰ってきて調べて判ったのですが早戸大滝へ行ったら雷滝へ寄ってみるのがセットのようです。
都合が合えば道案内させていただきます(一本道だけどw)ので、その時は声をかけてください。
投稿: ANJI | 2010年5月24日 (月) 14時39分