丹沢 大倉-蛭ヶ岳往復
04:30 本当は04:00に出発するつもりで居たけど、グズグズしてたら30分遅れた。
05:30 大倉登山口(バス停よりもう少し先)着
途中、渋沢の工業団地内のコンビにしておにぎりを4つと500mlジュースを買う。
今回は家でクエン酸の飲み物を2Lばかり用意してきたので、買う飲み物はこれだけ。
05:45 出発
快適だ。
始めたばかりなので足取りも軽く景色を楽しみながら登ってゆく。
よく見かけるとは情報で知っていたけど早くも鹿に遭遇。
木にピントが・・・・(^^;
さらに登ると景色が開けてくる
バックには秦野市内が一望できる。
確か今日は快晴のはずだけど雲がある
07:30 堀山ノ家到着
お腹が空いたのでおにぎりを1つ食べる。
ここで、これから先は塔ノ岳までず~っと階段で登りだよって言われた。
コースガイドを見てもここから上昇角度が急になってるんで、それで階段って言ったと思ってたら本当に階段ばかりでした。
数歩出しては一休みしてヒ~ヒ~言いながらも目の前のが最初の目的地の塔ノ岳かな~って、あと少しで到着だと思ったら違いました。
そう言えば、金冷しをまだ通過してませんでした。
09:12 塔ノ岳山頂到着
噂どおりの大展望で、しばし景色を堪能
これから行く蛭ヶ岳を目視(遠ひ・・・)
今朝、蛭ヶ岳山荘を出てこられた方とちょっとお話。
ここまでコースガイドだと1:20なのに3時間かかったとの事。
今は霞んで遠くは見えないけれど、朝は南アルプスまで見えたらしい。(いいな~)
大倉-蛭ヶ岳往復だって言ったら健脚ですねって言われたけど、その時はそうなのかな~と思っただけでしたけど・・・・・
なんか雲が増えてこっちに来てるぅ
09:30 まあ、とにかく丹沢山目指して出発
笹原に立ち枯れのブナが多い
この塔ノ岳-丹沢山の間は起伏が少なく大変歩きやすく、コースガイド通りの1時間でつけた
10:30 丹沢山到着
ここもいい景色
ビール(500円)を買って、おにぎりを2つ食べる
カレーとか売ってるので、蛭ヶ岳でも売ってるだろうからそっちで食べることにする。
10:50 予定より遅れているので10分早いけど出発
また、下って登っての連続になる。
鬼ヶ岩ノ頭では、今回、唯一のクサリ場が登場。
完全な岩場じゃなくって砂と小石が岩の上にあるので滑りやすく(下りは特に)とっても怖い。
12:30 蛭ヶ岳山頂到着
展望はいいけど、霞んでる上に雲がぁぁぁ
雲なんか、直ぐそこの峠からあふれ出してこっちに流れだしてる。
帰りの体力も考えて取りあえずカレーでも食べようと山荘に入るとカップ麺しかないって・・・ orz
シーフードヌードル(400円)を食べると、「今日は連休なんで人が多いでしょっ?」て山荘の人が聞いてきたけど、この山初めてなんで判りません。
今までの登った山と比べるとはっきり言って空いてますが、そんな事はいえません。
取りあえず、周りを撮り終えて自分も撮ってもらおうとしたら電池切れ
交換して撮ってもらう。これ乾電池なんで使いたくなかったんだよね。仕方ないけどね。
蛭ヶ岳から丹沢山(左奥のはず)と塔ノ岳(右奥)を望む
13:05 帰りの事を考えて早々に退散
予定では18:00に大倉着
歩き出して暫くした頃、右足の膝が変だ!
やっちっまた><
下り坂を大股で歩いたり、階段を飛び降りるような感じで下っていたのが仇になり膝を痛めてしまったようだ。
少しでも下っていると、激痛というか足に力が入らない。
年配の方が階段を横向きながら半歩づつ下っているのをたまに見かけますがこれなんですね。
多少痛くって真っ直ぐ降りれば早いのにって思ってましたけど、そんなの出来ませんでした。あはは
でも、足の角度を調整しながら下ると何とか痛くならずに歩けるので頑張って歩きます。
あと約11km。日没も気になるし山あり谷ありだし降りれるのかなぁなんて考えながら気持ちだけは先を急ぐ。
幸いなことに平地と登りは痛くならない。
今まで嫌いだった昇りが天国に思えてくる。
ふと、右に目をやれば富士山は霞の彼方で見えない。
分厚い雲と言うよりは雲海は塔ノ岳の山肌で止まり、西側に消えている。ほぼ下山する方向だ。
この分では丹沢湖は雨だろう
丹沢山は少し休憩して直ぐ発ったのだろう、通過時間を覚えていない。
この頃には、このコースだと普通は蛭ヶ岳で一泊だよな~とか無理なスケジュール立てやがってとかひとり愚痴ってたけど後の祭り
15:35 塔ノ岳山頂到着
小屋のそばで2頭の鹿が草を食んでいる。
今朝方見た鹿とは違い丸々と太っている。逃げないしぃ・・・慣れすぎ。
餌でもやれば寄って来るのかも
山荘の前を通って見晴らしの良い南西へでると
本日、最高の絶景!
西側は太陽の光を受けた輝く雲海で覆い尽くされ秦野方向にナイアガラの滝よろしく流れ落ちている
この時だけは足の痛みも忘れ、しばしこの感動を満喫する。
今日来て良かった!
惜しむらくはレンズが広角でないこと・・・全部入りませ~ん><
15:50 本当はもっとゆっくり見ていたかったけれど・・・
こからは苦痛の下りのみ。
コースガイドによれば約2時間だがこの足では3時間以上かかると思われるので最後のおにぎりを食べて出発。
金冷しのあたりでは大粒の雨が降ってくるが直ぐ止んでホッとした。
16:17 花立山荘着
コースガイドの1.5倍時間が掛かっている
ここも絶景だ!
横を峰からあふれ出した雲が滝のように落ちて行く
この頃にはどう歩いても足が痛い
変な歩き方をし酷使しているから更に悪化している。
左足に負担をかけているのでこちらも痛くなってきている
18:00 陽は落ちたようだ。だが、まだ足元は十分見える。
この頃には平地でさえまともに歩けない。一歩が10cm位だ。泣けてきたよ。
観音茶屋の人に「大丈夫ですか?あと、15分くらいですよ」って声をかけて貰った。
こんなみっともない姿で恥ずかしかったけど、とっても嬉しかったです。
ありがとうございます
道もコンクリートに変わり、この苦痛も終わることを期待させる。
でも、期待が大きいぶん長く感じちゃうんですよね。
もう体がついて行けない。山は今回で止めようと思うのでありました。
18:30 足に到着
朝着いたときに路肩に止めてあった数台の車はもう無く、残っていたのは私のスクーターだけだった。
帰り支度をしながら思ったのが、絶対に最初の自動販売機で停めて甘いコーヒーを飲むこと!
5秒も走らないうちにそれは満たされ、しばし(-。-)y-゚゚゚
コーヒーを飲んでると暗いのにまだまだ降りてくる人がいる。
19:00 出発
疲れていたのでゆっくり帰ろうと思ったが、R246が混んでいたので横をすり抜けていたらいつものペースに(^^;
シグナスXって100km/h出るのね。前のアドレスは90km/hチョイだったので感動。
まだ、出るかもしれないけど回転数がわからないので止めた。
20:10 帰着
途中のすき屋で牛丼イタリアーノを買ってきたが、これって牛丼と味合わない。
それぞれはいいんだけど混ぜると不味い。二度と買いません。
振り返ってみると、平面図計算で約24kmの工程を計画したわけですが無謀だったんでしょうね。
普通は10km前後で一泊を設けているようです。
時間にしても約8時間/日が無難となっていますが元々から12時間を考えていたので・・・
さて、山は止めようと思っていた翌日には新たな目標を発見しました。
大菩薩嶺です。ここなら近くまで道路があるので歩いている時間は4時間もあればOKですね。
これなら足もオッケーって事で6月には何とか行きたいな~と わははは
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山が美しいですね〜。
なんか、こんな美しい写真を見ていたら大台ケ原に行きたくなって来た・・・
投稿: loose | 2006年5月10日 (水) 01時35分